こんにちは、モフモフです。
先日、50代のご夫婦からのご相談で以下のようなご質問をいただきました。
「60歳まであと数年しかないのですが、もうiDeCoをはじめるのは遅いですよね?」
いいえ、遅くないです。
確かに、投資のポイントは、“長期・積立・分散”ですから。
長期投資の視点は、とても大切です。
しかし、iDeCoが持つ税軽減効果を考えると数年でも取組むメリットは
あるのではないでしょうか?
iDeCoには、税優遇が3つあります。
税優遇①・・・掛金が全額所得控除! →所得税・住民税が軽減!
税優遇②・・・運用期間中に発生する利益に課税なし!
税優遇③・・・受取時も各種控除対象! →退職所得控除・公的年金等控除!
この中でも今回のケースで特に着目したいのが、“税優遇①”です。
例えば、57歳で加入された場合、
企業年金のない会社員であれば、月の掛金の上限は、23,000円です。
これを1年間拠出された場合、276,000円です。
この場合の税軽減効果は、
年間で約55,000円になります。
3年間あれば、約165,000円です!
(ここでは、単純に所得税・住民税の合計税率を20%と仮定)
拠出額の20%分の利益が出た(儲かった)とも言えますよね♪
最後に、60歳時点で、拠出期間(通算加入者等期間)が10年未満の場合は、
受取開始年齢にもご注意ください。今回の場合は、64〜70歳の間に受給開始となります。
iDeCoのお受取にについて、以下のサイトに分かり易い説明がありましたので、
宜しければ、ご参照ください。
今回も最後までお読みくださりまして、誠にありがとうございます。
それでは^^